PriorityPass(プライオリティパス) LCC利用時の強い味方 入手方法・利用シーン・費用をまとめました

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空港で時間を持て余した経験はありませんか?空港ラウンジを利用して快適に時間を潰せる方法を紹介します。
出発遅延に陥りやすい台風シーズンやLCC利用時は特にありがちですよね。遅延発生時の空港ロビーは人でごった返し、レストランは満席、空いてるベンチを探すのも一苦労だったりします。それが出発時なら目的地に着く前に疲労困憊、帰りの便なら既に疲れてるのに疲労の上塗りです。
そんな時に空港にあるラウンジを利用できれば、ゆったりとソファで身体を休め、無料で食事にありつけ、ラウンジによってはシャワーも浴びることができちゃうのです。

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プライオリティパスとは

イギリスのプライオリティパス社が運営する空港ラウンジアクセスサービスです。

プライオリティ・パスは、世界最大のネットワークを誇る空港ラウンジ・アクセス・プログラムです。

プライオリティパスを持っていれば世界中1,000以上の空港ラウンジを利用可能になるんです。
PriorityPass
そもそも空港ラウンジには運営形態・利用可能区分において3種類のラウンジ形態があります。

カードラウンジ
日本の国内線ターミナルにはクレジットカード(ゴールドカード以上)を持っていると利用できる、通称カードラウンジがあります。利用された方も多いのではと思います。ところが、日本の国際線ターミナルや海外空港ではカードラウンジはほぼ存在しません(一部地域、ホノルル等日本人が多く訪れる場所にはあります)ので、海外旅行ではゴールドカードを持っていてもラウンジ利用の点においては役に立ちません。

航空会社運営のラウンジ
各空港会社が運営しているラウンジもあります。
自社及び加盟アライアンスの上級会員・ビジネスクラス以上の搭乗社が利用可能なラウンジで、カードラウンジと比べてアルコールも無料になりゆとりのある広さ等全てにおいて一段上の存在です。
しかし、格安旅行が趣旨である私にとってそもそもビジネスクラスの利用は目が飛び出るくらいのセールでもない限り利用しないわけで、利用機会は限られます。
航空会社の上級会員になれば、利用航空会社のラウンジをエコノミーでの搭乗でも利用できますし、所属するアライアンスのラウンジも利用可能になります。(例 スターアライアンス加盟のANA上級会員であれば同じくスターアライアンス加盟のユナイテッドやルフトハンザのラウンジを利用できます)
上級会員になるにはスターアライアンスならANA、ワンワールドならJALが日本人の私たちには利用しやすい航空会社と言えますが、それぞれ1年間に40〜50万円ほどの飛行機利用実績が必要になります。日本の航空会社がないですがスカイチームというアライアンスなら「デルタスカイマイルアメリカンエキスプレスゴールドカード(通称デルタアメックスゴールド)」を発行するだけで上級会員になれますがカード年会費が約30,000円もしますので、それだけで香港2泊3日くらいなら格安旅行ならできるので躊躇する年会費です。
また、例えばANA上級会員がJALを利用する場合は(JAL上級会員でない場合)JALのラウンジどころかANAのラウンジも利用できないのでなんとも不自由です。三大アライアンス全ての上級会員になるには100万円以上かかりますし、LCC利用時にはそれも役には立ちません。

プライオリティパスで利用可能なラウンジ
特に利用航空会社や搭乗クラスの縛りもなく世界中に1,000箇所以上あるラウンジが利用でき、その中には一部航空会社ラウンジも含まれます。ラウンジのサービス内容もほぼ航空会社同等で、アルコールを含む無料ドリンク・食事やシャワーブースの利用ができるラウンジもあります。
これらラウンジを利用できると、特に日程や乗継スケジュールがタイトになりがちな格安旅行において快適度をアップする重要な物となります。
深夜便で早朝目的地についてホテルのチェックインが昼から、なんて時にも軽く朝食を済ませシャワーを浴びてリフレッシュしてから観光に向かうことができるからです。
さらにLCC利用時にありがちな出発遅延の際も混雑した出発ロビーで硬く座り心地の悪いベンチを探し回るリスクから解放されます。新たな出発時刻までゆったりソファに寛ぎ食事を摂ったりシャワー浴びたりしながら時間を潰せるのです。航空会社ラウンジもですが携帯等の充電もできることも重要なポイントです。

プライオリティパスの入手方法

直接申し込み

プライオリティパス社のサイトから直接申し込むことができます。

プラン 年会費 ラウンジ利用料金
スタンダード 99US$ 27US$
スタンダード・プラス 249US$ 27US$ 利用料10回まで無料
プレステージ 399US$ 無料

なかなか高額な年会費ですが、年間利用回数を考えて選択することになります。
私の旅行スタイルでいうと、直行便往復のみの旅行で往路出発前・往路到着後(アライバルラウンジがある場合)・復路出発前と、1度の旅行で3回利用するので、年間3回程度の旅行ならスタンダード・プラスでしょうか。乗継がある旅行の場合は乗継時間次第ですがその際も利用すると考えると・・・
以下に説明するカード付帯の場合と比較すると、まぁ何れにせよ高額ですよね。
事情がありクレジットカードの発行ができない・これ以上クレジットカードを発行したくない、といった場合は直接申し込むことになります。

プライオリティパス付帯可能なクレジットカードの発行

クレジットカードを申し込んだ際にETCカードを付帯できますよね。それと同じように一部クレジットカードにはプライオリティパスが付帯できるものがあります。
カードによってカード年会費や会員プランが違いますし、たいていの場合ゴールドやプラチナクラスのカードに付帯するので、インビテーションではなく申込みで発行できるかも重要です。
現在、申込み可能でプライオリティパスが付帯できるクレジットカード(おそらく5枚あります)の中で年会費が最安値(10,000円)な楽天プレミアムカードがオススメです。
年会費は一般カードに比べると割高ではありますが、プレステージ会員399US$分を考えれば逆にお得ですし、新規入会なら楽天スーパーポイント10,000ポイント付与(楽天一般カードからの切替は5,000ポイント)など入会特典もありますので、少なくとも1年目は実質無料と考えることができます。
そして、楽天プレミアムカードはゴールドクラスのカードになるので、国内のカードラウンジも利用可能です。

他にはMUFGカード・プラチナ・アメリカンエキスプレス(年会費20,000円)やセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカンエキスプレス(年会費20,000円)があり、これらはアメックスのベネフィットである航空便遅延費用補償なども付帯するのですが楽天と比べると入会審査がやや厳しいとも聞きます。
もし航空便遅延費用補償が欲しい場合は、楽天プレミアムカード(プライオリティパス)・アメリカンエキスプレス・スカイトラベラーカード(航空便遅延費用補償年会費10,000円)を組み合わせるのが良いと思います。こうすれば将来どちらかのサービスが必要なくなった際に一部だけ解約することができフレキシブルな運用が可能になります。
アメックス・プラチナやJCBザ・クラスなどステータスカードを所有されているなら、ぜひご自身のカードのベネフィットを確認してみてください。ステータスカードにはプライオリティパスのプレステージ会員が無料付帯している事が多いですから。

JALマイレージバンクの会員サービスを利用

JALのマイレージサービスの会員であればプライオリティパスを入手することができます。
1年間のプレステージ会員資格を40,000JALマイルと交換できるんですが、マイルはビジネスクラスの特典航空券に交換した場合1マイル2円〜5円とも言われているので、年間8万円と考えるとあり得ないくらい高額な年間維持費ということになります。
JALを頻繁に利用していてマイルも掃いて捨てるほど持っているという場合なら選択肢に入るかもしれませんが、提携クレジットカードと比べてしまうと例え有り余るJALマイルを持っていたとしても考えにくいです。
ので、この方法はオススメしません。

入手方法まとめ

  • ステータスカード所有者ならカードのベネフィットを確認。
  • クレジットカードを発行できるという前提なら楽天プレミアムカードの発行。
  • カード発行できない/したくない人は公式サイトからの入会(利用頻度からプランを要検討)

プライオリティパスの利用方法

プライオリティパスに入会(楽天の場合、プレミアムカード発行後に別途申込み)すると記事冒頭の黒いカードが送られてきます。
旅行時にそのカードを持っていき、ラウンジで提示するだけです。

利用するにはまずラウンジがどこにあるのかを知る必要があるわけですが公式アプリが非常に便利です。

Priority Pass

Priority Pass
無料
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空港到着時にまだ現地プリペイドSIMを入手する前や到着前の機内でもあらかじめラウンジの場所を把握できるのは心強いですよね。無駄に空港内をウロウロせずに済みます。

このアプリには本来、デジタル会員証の機能もあるんですが、一部提携カード等からの入会(楽天カードも)の場合は利用できません。ですが、ラウンジによってはデジタル会員証に対応していないラウンジもあるので非デジタルの会員証を携帯するよう公式サイトでも案内されているので、この機能がないことのデメリットはないと言えます。

まとめ

どの航空会社を利用しようがエコノミークラスを利用しようがラウンジを利用できるメリットは計り知れません。格安旅行だから過酷な旅である必要もありません。
LCC利用の格安旅行は機内で窮屈な思いをしたり機内食等のサービスが有料であったりと、特に機内での疲労は溜まりがちです。事前に食事(無料)を摂ることで機内食サービスがないことに対処し、そして到着時にアライバルラウンジでシャワーを浴びてリフレッシュできれば現地観光のエネルギー回復に繋がり、さらに旅を充実させることができるのです。
プライオリティパスを入手することは、個人的にはパスポートの次の必需品とさえ思っています。
皆さんも検討してみてはいかがでしょうか。