peach(ピーチ) 就航路線・手荷物・機内サービスを徹底解説

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2019/7/1から変更された座席指定料を更新しました

peach(ピーチ)はANAホールディングス系列の日本のLCCです。
ANA系のLCCというとバニラエアもありますが、コンセプトを明確に分けて運用しています。
弾丸スペシャル運賃や弾丸可能な発着時刻の設定など、飛行機の気軽な利用がコンセプトのようで、公式HP内には「空飛ぶ電車」なる言葉まで出てきます。
東京/成田が拠点空港のバニラエア・大阪/関西が拠点のピーチということで就航路線にも違いが現れています。

【公式】ピーチ | Peach Aviation
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特徴・機材

特徴

明確に大阪/関西を拠点空港として設定し、同門のバニラエアと差別化を測っています。
札幌/新千歳・仙台・沖縄/那覇など地方空港からの国際線が就航していて、東京/大阪/名古屋の近県に住んでいない方にも海外旅行時に使いやすい航空会社と言えます。
もちろん日本の航空会社ですから、国内線の充実は言うまでもありません。特に拠点である大阪/関西発着路線は国内線10路線・国際線5路線が就航しています。

機材

peach-seatmap

他のLCCと同様(同門のバニラエアとも)エアバスA320-200での運行です。
基本的にはLCC定番の30列180席仕様(上図)で、最前列が1列目・最後列が30列目と欠番なしの列番号でわかりやすいです。
1列目はファストシートで足元が広く乗降も素早く行えます。
2〜5列目・12列目・13列目はスマートシートと名付けられる乗降に便利な機体前方及び足元が広い非常口座席です。前方座席と非常口席が同じくくりなのは珍しいのですが、乗降の利便性か足元の広さのどちらかを選べということですね。
6〜11列目全席と14列目以降の窓側席がプレジャーシートというのも珍しいシート区分に設定されます。
たとえ後部でも窓側席はエクストラってのはなかなか個性的な座席区分です。
エコノミークラスのみのモノクラス設定で、国内線・国際線とも機材に違いはありません。

就航路線

peach-routemap

見ての通り大阪/関西拠点ってのが一目瞭然です。大阪/関西路線の充実と地方空港からの国際線がそこそこ就航しています。成田に追いやられがちなLCCですが東京/羽田路線があるのも首都圏に住んでいる人にはありがたい路線設定です。

国内線(2017/9月出発で検索)

出発地 目的地 便数
札幌/新千歳 仙台 1日2往復
大阪/関西 1日3〜6往復
福岡 1日1往復
東京/成田 大阪/関西 1日3往復
福岡 1日2往復
大阪/関西 札幌/新千歳 1日3〜6往復
仙台 1日3往復
東京/成田 1日3往復
松山 1日1往復
福岡 1日3往復
長崎 1日1往復
宮崎 1日1往復
鹿児島 1日2往復
沖縄/那覇 1日3〜4往復
石垣 1日1往復
福岡 札幌/新千歳 1日1往復
東京/成田 1日2往復
大阪/関西 1日3往復
沖縄/那覇 1日2往復

国際線(2017/9月出発で検索)

出発地 目的地 便数
札幌/新千歳 台北/桃園 1日1往復 水・金・日
仙台 台北/桃園 1日1往復 月・火・木・土
東京/羽田 ソウル/仁川 1日1往復
上海/浦東 1日1往復
台北/桃園 1日1往復
大阪/関西 ソウル/仁川 1日4往復
釜山 1日1往復
上海/浦東 1日1往復
台北/桃園 1日2〜3往復
高雄 1日1往復 火・木・土
香港 1日1〜2往復
沖縄/那覇 ソウル/仁川 1日1往復
台北/桃園 1日2往復
香港 1日1往復 月・金・土
バンコク/スワンナプーム 1日1往復

国内線・国際線とも拠点空港である大阪/関西発着路線が非常に充実している他、沖縄/那覇発着の国際線も充実しています。
不思議、と言うか変わってるなと思うのは、東京で国内線が成田・国際線が羽田のみだと言うこと。歴史的には羽田=国内線・成田=国際線と言うイメージだったので、この路線設定は驚きです。とはいえ、羽田・成田のどちらも首都の空港とは思えないくらいの過疎っぷりです。

大阪/関西、沖縄/那覇の人にはとても使い勝手の良い航空会社と言えますし、札幌/新千歳や仙台といった地方空港からの国内線・国際線が就航しているのも案外珍しいものです。

料金体系

ピーチも他のモノクラス機運用のLCC同様で、3種類の料金区分があります。
もっとも格安な「シンプルピーチ」受託手荷物を含んだ料金「バリューピーチ」受託手荷物や座席指定を更に充実させた「プライムピーチ」があります。

シンプルピーチ バリューピーチ プライムピーチ
受託手荷物 有料 1個無料 2個無料
座席指定 有料 プレジャー/スタンダード無料 スマート/プレジャー/スタンダード無料
便・日付変更 有料 無料
キャンセル 不可 ピーチポイントにて手数料を差し引き返還 ピーチポイントにて全額返還
購入期限 搭乗2日前23:59まで 出発予定時刻1時間前まで

シンプルピーチは機内持ち込みのみでサッと身軽に旅行する方に向いている、これぞLCCと言える料金体系です。人間と機内持込手荷物以外は全て有料です。

できることなら機内食も選択せず事前に済ませたり旅先に着いてからの楽しみに取っておきましょう。そんな時は空港ラウンジの利用をお勧めします。

PriorityPass(プライオリティパス) LCC利用時の強い味方 入手方法・利用シーン・費用をまとめました
空港で時間を持て余した経験はありませんか?空港ラウンジを利用して快適に時間を潰せる方法を紹介します。 出発遅延に陥りやすい台風シーズンやLCC利用時は特にありがちですよね。遅延発生時の空港ロビーは人でごった返し、レストランは満席、...

こちらの記事で国際線/国内線で利用できるプライオリティパスについてまとめました。ご一読ください。

受託手荷物なしが難しい場合は、シンプルピーチ+受託手荷物料金を支払うかバリューピーチ/プライムピーチを選択することになりますが、単純な差額だけでなく座席指定料金などで違いがあるので、自分に必要なものは何かを考えて選択することになります。

チェックイン・手荷物

チェックイン

チェックイン受付時間

国内線 国際線
受付開始 出発時刻90分前 出発時刻2時間前
受付終了 出発時刻30分前(関西・那覇は25分前) 出発時刻50分前
搭乗口 出発時刻25分前(関西・那覇は20分前) 出発時刻30分前

チェックイン方法

ピーチの場合、日本の空港を出発する場合は全て自動チェックイン機で搭乗手続きをしなければいけません。

国内線

航空券・座席指定・受託手荷物の予約購入は出発時刻60分前までに済ます必要があります。
チェックイン時には座席指定ができないので、座席指定をしたい場合は注意が必要です。

  1. 予約完了後にeMail で送られてくる予約確認書を印刷して出発空港に向かいます。
  2. 空港に設置されている自動チェックイン機に予約確認書のバーコードをかざすか、予約番号を入力しますと搭乗券が発行されます。
  3. 受託手荷物がある場合は手荷物カウンターに向かい手荷物を預けます。
  4. 保安検査場を抜け出発ゲートに向かいます。

国際線

航空券・座席指定・受託手荷物の予約購入は出発時刻60分前までに済ます必要があります。
チェックイン時には座席指定ができないので、座席指定をしたい場合は注意が必要です。

  1. 予約完了後にeMail で送られてくる予約確認書を印刷して、パスポート・査証(必要な場合)を持って空港に向かいます。予約確認書とパスポートの姓名が一致していなければいけません。
  2. 羽田発以外の日本発の場合は国内線と同様に空港に設置されている自動チェックイン機に予約確認書のバーコードをかざすか、予約番号を入力しますと搭乗券が発行されます。
    羽田発と海外空港発の場合はチェックインカウンターでチェックインになるので、カウンターで予約確認書・パスポート等を提示します。
  3. 受託手荷物がある場合は手荷物カウンターに向かい手荷物を預けます。
  4. 保安検査場・出国審査を抜け出発ゲートに向かいます。

機内持込手荷物

機内に持ち込める手荷物のサイズは50×40×25cm(3辺の合計115cm)と身の回り品(ハンドバッグ・PCバッグ等)1点の合計2個で全て合わせた合計重量が10kgまでです。
寸法的には一般的な機内持ち込み可サイズのスーツケースを持ち込みが可能で、個数と重量的にはなかなか緩めの制限です。
ただし、ピーチ自身が公式ホームページでも宣言している通り、制限については厳格に適用しますのでサイズ・重量・個数をオーバーしないようにする必要があります。万が一オーバーした場合は受託手荷物として預ける必要があるのですが、その場合は事前に受託手荷物を予約する場合と比べて高額になります。

預入手荷物

機内持ち込み手荷物を超えるサイズ・重量の場合はカウンターで受託手荷物として預け入れるのですが、一個あたり20kg・三片の合計203cm以内で搭乗路線・重量に応じた料金が課せられます。
もし重量オーバーになった場合は空港カウンターで事前予約より高い料金になってしまうのでしっかり重量を確認しましょう。

ゾーン1 札幌/新千歳=仙台
大阪/関西=東京/成田・松山・福岡・長崎・宮崎・鹿児島
ゾーン2 東京/成田=福岡
大阪/関西=札幌/新千歳・仙台・沖縄/那覇・石垣
福岡=沖縄/那覇・札幌/新千歳
ゾーン3 大阪/関西=ソウル/仁川・釜山
沖縄/那覇=台北/桃園
ゾーン4 札幌/新千歳=台北/桃園
仙台=台北/桃園
東京/羽田=ソウル/仁川・台北/桃園・上海/浦東
大阪/関西=台北/桃園・高雄・上海/浦東・香港
沖縄/那覇=ソウル/仁川・香港・バンコク/スワンナプーム
エリア5

東京/成田=ホーチミン(台北経由)

ゾーン1 インターネット予約 コンタクトセンター/空港カウンター
シンプル
ピーチ
バリュー
ピーチ
プライム
ピーチ
シンプル
ピーチ
バリュー
ピーチ
プライム
ピーチ
1個目 1,200円 無料 2,280円 無料
2個目 1,200円 無料 2,280円 無料
3~5個目 1,200円 2,280円
重量超過 受付不可 2,110円
スキー/ゴルフ用品 受付不可 1,440円
自転車 受付不可 3,140円
サーフボード 受付不可 4,380円
ゾーン2 インターネット予約 コンタクトセンター/空港カウンター
シンプル
ピーチ
バリュー
ピーチ
プライム
ピーチ
シンプル
ピーチ
バリュー
ピーチ
プライム
ピーチ
1個目 1,800円 無料 2,280円 無料
2個目 1,800円 無料 2,280円 無料
3~5個目 1,800円 2,280円
重量超過 受付不可 2,730円
スキー/ゴルフ用品 受付不可 2,060円
自転車 受付不可 3,740円
サーフボード 受付不可 4,980円
ゾーン3 インターネット予約 コンタクトセンター/空港カウンター
シンプル
ピーチ
バリュー
ピーチ
プライム
ピーチ
シンプル
ピーチ
バリュー
ピーチ
プライム
ピーチ
1個目 2,000円 無料 3,080円 無料
2個目 2,000円 無料 3,080円 無料
3~5個目 2,000円 3,080円
重量超過 受付不可 3,050円
スキー/ゴルフ用品 受付不可 3,050円
自転車 受付不可 5,050円
サーフボード 受付不可 5,050円
ゾーン4 インターネット予約 コンタクトセンター/空港カウンター
シンプル
ピーチ
バリュー
ピーチ
プライム
ピーチ
シンプル
ピーチ
バリュー
ピーチ
プライム
ピーチ
1個目 2,800円 無料 3,880円 無料
2個目 2,800円 無料 3,880円 無料
3~5個目 2,800円 3,880円
重量超過 受付不可 3,650円
スキー/ゴルフ用品 受付不可 3,650円
自転車 受付不可 6,250円
サーフボード 受付不可 6,250円

機内サービス

座席関係

上述したように基本的には30列180席仕様のA320ですからLCCお馴染みの機体です。座席ピッチはおそらく29インチ(約74cm)でしょう。

座席区分

peach-seatmap
再度シートマップです。ピーチは1クラス(エコノミークラスのみ)運用で、ご覧の通り4種類の座席区分もあるユニークなシートマップです。
気をつけるべき点は、まぁもはやA320の基本知識でもあるんですが11・12列目はリクライニングしませんので、特に搭乗時間が長いフライトでは大きなデメリットになり得ます。逆に国内線などの短距離であればあえてリクライニングは捨てて足元のゆとりを取る12列目という選択も考えられます。というのも、足元の広い座席の中ではこの12列目は比較的不人気なので座席指定を取りやすいのです。

ファストシート
1列目は足元が広く乗降も素早く行えます。また、LCCでは珍しいサービスなんですがこのファストシートを選択した場合は受託手荷物に優先タグを取り付けて預かってもらえるのでバゲージクレームで自分の荷物が早く出てきます。
通常、優先タグがつけられるのはフルサービスキャリアでも、自社の上級会員やビジネスクラス以上の搭乗車などに限られるサービスです。
目的地の空港に到着後、一番で飛行機を降り入国審査も同じ飛行機の乗客内で一番乗り、バゲージクレームでも真っ先に自分の荷物が出てくることのメリットは計り知れません。最後部に搭乗した場合と比べて30分以上違ってくることもあります。さらに夜便なんかだとタクシー乗り場も混雑します。ホテル到着までだとさらに差が出てきます。

スマートシート
2〜5列目・12列目・13列目はスマートシートと名付けられる乗降に便利な機体前方及び足元が広い非常口座席です。前方座席と非常口席が同じくくりなのは珍しいのですが、乗降の利便性か足元の広さのどちらかを選べということですね。両方欲しい欲張りさんは1列目ファストシートを選びなさいと言うことです。
A320ですから12列目はリクライニングしません。せっかく追加で料金を支払うなら13列目の方が望ましいのは言うまでもありません。

プレジャーシート
6〜11列目全席と14列目以降の窓側席がプレジャーシートという珍しいシート区分です。
「そこそこ前方だから」というのは理解できます。他社別機材ではサイレントエリアなどとして分けている例もあります。
しかし、機体後方の窓側はわざわざエクストラを支払って選択する価値があるんでしょうか?短距離線や国内線くらいならBやFになるくらいなら景色を楽しみながらのフライトも価値があるとは思いますが…お子様連れの場合は有用でしょうか。
スマートシート・プレジャーシートは運賃形態次第では座席指定料はかからないので、その場合ならアリって考えるべきでしょうか。
なかなか個性的な座席区分です。

(スペースシートオプション)
予約した便に一定以上の空席がある場合は自席の隣(または両横)の空席を自分の席として確保できるオプションです。
非常に珍しいオプションで、狭めなLCCでも隣を空席にできるのは非常に有効な仕組みと言えます。このオプションを選択する場合はコンタクトセンターでのみ受け付けです。

座席指定料金

運賃区分・座席・路線によって座席指定料金が異なります。

国内線 インターネット予約 コンタクトセンター 空港カウンター
シンプル バリュー プライム シンプル バリュー プライム シンプル バリュー プライム
スタンダードシート 480 無料 680 無料 680 無料
プレジャーシート 570 無料 820 無料 820 無料
スマートシート 770 無料 1,030 無料 1,030 無料
ファストシート 1,360 1,580 1,580
スペースシート
オプション
受付不可 2,000 受付不可
国際線 インターネット予約 コンタクトセンター 空港カウンター
シンプル バリュー プライム シンプル バリュー プライム シンプル バリュー プライム
スタンダードシート 690 無料 1,070 無料 1,070 無料
プレジャーシート 890 無料 1,240 無料 1,240 無料
スマートシート 1,200 無料 1,560 無料 1,560 無料
ファストシート 2,400 2,760 2,760
スペースシート
オプション
受付不可 3,000 受付不可

座席指定しない場合、自動(航空会社都合?)で座席が割り当てられるので、2名以上での搭乗の場合、特に搭乗率の高い繁忙期なんかは座席指定しないとバラバラの座席になる場合もあり得ます。
オプションの有無/組み合わせによってベストな運賃区分は変わってきます。

機内食関係

機内食は全て有料です。詳しくはピーチHP機内食をご覧ください。
おつまみのような軽いもので150円から、高いものでも1,000円程度までありますので、フライトの時間帯・飛行時間などに応じて過不足なく選択できます。
深夜便だから水だけとか食後が物足りない場合などでも、十分な機内食関係だと思います。

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